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zoom RSS 杜の都・仙台の旅第2回「瑞鳳殿」

<<   作成日時 : 2012/10/10 22:07   >>

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仙台の牛たんを満喫した私は、次の目的地である瑞鳳殿に向かいました。瑞鳳殿は煌びやかな伊達家の霊屋として有名です。

牛たんを食べた私は、冒頭の写真の「るーぷる仙台」に乗る為に仙台駅西口のバスプールに向かいました。
「るーぷる仙台」とは、仙台市内の名所を約1時間に渡って周遊する観光シティーバスです。広瀬川やケヤキ並木等の仙台の風景を大きな車窓から眺める事が出来ます。
また、るーぷる仙台の1日乗車券を提示すれば、入場料が割引できる施設もあるので、仙台を沢山堪能したいのであれば1日乗車券の購入をお薦めします。

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るーぷる仙台の車内はこんな感じです。外見も内装もレトロな雰囲気が漂っていますね。


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仙台駅から約15分、瑞鳳殿前のバス停を降りて瑞鳳殿に向かいます。その途中、写真の瑞鳳寺に辿り着きました。
嘉永14年(1637年)に伊達忠宗公によって創設された御一門格寺院です。



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瑞鳳殿に行くには、この参道を上らなければいけません。この参道の石造りの階段は、戦争によって焼失を免れた藩政時代からの物で、その数は伊達家の禄高(62万石)を表した物と言われています。
写真には写っていませんが、左右にそびえる杉の並木は古い物で樹齢370年余りで、仙台藩の歴史を物語る象徴とも言われているみたいです。


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参道を登り、ようやく瑞鳳殿の入り口に辿り着きました。


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瑞鳳殿に行くには、まずこの涅槃門を通らなければいけません。
「涅槃」とは、「煩悩を取り払った悟りの境地となる状態」を意味し、広くは「来世」という意味にもなるそうです。瑞鳳殿の涅槃門は、樹齢数百年の青森檜葉を用いて、焼失前と同様の豪華な飾り彫刻が施されています。


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中に入ると、瑞鳳殿の入り口が見えて来ました。

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階段を上ると、豪華な建物が見えて来ました。この豪華な建物こそが伊達政宗公の霊屋である瑞鳳殿なのです。


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伊達政宗公は永禄10年(1567年)に米沢城で生まれ、東北南部を中心に諸勢力を平定し、世に「独眼竜政宗」の異名を轟かせました。この瑞鳳殿は、寛永13年(1636年)に70歳で生涯を閉じた政宗公の遺命により、翌年経ヶ峯に造営された霊屋(墓所)です。

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桃山様式の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として昭和6年(1931年)に国宝に指定されました。この豪華さは2年前に訪れた静岡の久能山東照宮を思い出します。
国宝として指定されましたが、昭和20年(1945年)の戦災で惜しくも焼失してしまいました。現在の建物は昭和54年(1979年)に再建された物で、2001年(平成13年)には改修が行われました。柱には彫刻獅子頭を、屋根には龍頭瓦を復元し、創建当時の姿で甦ったのです。

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なお、造営したのは2代目藩主の忠宗公で、正宗公の遺言によりこの地に造営しました。この瑞鳳殿と、他の藩主が眠る霊屋には、伊達家の家紋が彫られています。
伊達家の家紋は「竹に雀」「三引両」「九曜」「菊」の4つの家紋が彫られ、大きさは霊屋によって違いますが、全ての家紋が彫られています。



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隣には、「瑞鳳殿資料館」があります。空襲で焼失した藩主三代の霊屋が再建される際に行われた発掘調査で、完全な遺骨とともに、武具や文具など多くの貴重な副葬品が発見されたそうです。
この資料館では、副葬品の一部や正宗公を始めとする三藩主の復元容貌像を展示しています。

三藩主の容貌像は、発掘された頭骨と元に復元されていました。館内は撮影禁止なので、写真は撮っていません。

ちなみに

伊達政宗公 身長159cm 血液型B型

伊達忠宗公 身長165cm 血液型A型

伊達綱宗公 身長155cm 血液型A型

です。伊達政宗公の容貌像は両眼が開いた状態で復元されていました。これは、隻眼である事は当時不孝とされていた為、自分の肖像画や像を造る時は両眼が開いた状態にするようにと政宗公に命によるものだそうです。また、資料館では墓室発掘の記録映像も上映しています。


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戊辰戦争「弔魂碑」。明治元年(1868年)の戊辰戦争によって犠牲になった1260名及び民間で犠牲になった多くの方々の霊を弔う為に、伊達家(14代当主伊達宗基)と旧仙台藩土が出費し、明治10年(1877年)に鋳鉄製で建立されました。



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境内には、政宗公の霊屋・瑞鳳殿のほかに、忠宗公の霊屋「感仙殿」、綱宗公の霊屋「善応殿」があります。観賞券が無いと入る事が出来ません。



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2代藩主、伊達忠宗公の霊屋「感仙殿」です。忠宗公(1599〜1658年)は、政宗公の治世を引き継ぎ、法治体制の確立を進めて、新田開発や治水、港湾の整備等の産業・経済の振興を図り、藩の基礎固めを成し遂げました。
この感仙殿は瑞鳳殿同様に華麗な物で、昭和6年(1931年)に国宝に指定されましたが、やはり戦争によって焼失されました。戦後、瑞鳳殿に続いて昭和60年(1985年)に再建され、平成19年(2007年)に改修が行われて彫刻獅子頭の復元が行われました。



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3代藩主、伊達綱宗公の霊屋「善応殿」です。綱宗公(1640〜1711年)は、幼い頃から芸術的な才能にたけていました。19歳から2年ほどの治世の後、故あって幕府から逼塞隠居を命じられました。
その後の生涯は書画・蒔絵などに天分を発揮し、優雅な余生を送ったと言われています。水墨画などは江戸期東北を代表する芸術作品として、今でも高い評価を得ています。

この善応殿は、戦争によって一時焼失してしまいましたが、昭和60年(1985年)に感仙殿とともに再建されました。再建に先立っての発掘調査では、香道具や文具類等その人柄を偲ばせる副葬品が多く発見されたそうです。2007年の改修により、より鮮やかな極彩色となりました。



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感仙殿の北側には、9代藩主・周宗公、11代藩主・齊義公夫妻の御廟のある妙雲界廟があります。また、写真はありませんが、参道手前の右の通路奥には5代藩主・吉村公以後の歴代藩主公子公女の墓域である御子様御廟があります。




約45分間の滞在でしたが、伊達家の事を沢山知る事が出来ました。独眼竜と恐れられていた伊達政宗公が眠るこの瑞鳳殿は、伊達家の歴史を知る事が出来ます。資料館は撮影禁止なので、目に焼き付けておく事をお薦めします。



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瑞鳳殿を後にし、私は次の目的地である仙台市博物館に向かうのでした。




次回の第3回は、仙台市博物館の模様をお送り致します。





瑞鳳殿のご案内

バス:「るーぷる仙台」JR仙台駅西口バスプールから乗車して、約15分「瑞鳳殿前」下車
    市営バス、宮城バス「霊屋橋」下車

休館日:12月31日〜1月1日

開館時間:2月1日〜11月30日 9:00〜16:30
       12月1日〜1月31日 9:00〜16:30

観覧料 一般と大学生 個人550円、団体20人以上450円、団体50人以上及び障害者350円
      高校生   個人400円、団体20人以上350円、団体50人以上及び障害者300円
      小・中学生   個人200円、団体20人以上150円、団体50人以上及び障害者100円


詳しくは

瑞鳳殿のホームページ

http://www.zuihoden.com/

にアクセスして下さい。



また、るーぷる仙台については

http://www.kotsu.city.sendai.jp/bus/loople/index.html

にアクセスして下さい。



<お詫び>
10月11日19:07以前にこの記事をご覧になった方々へ

この記事で「伊達正宗公」と書きましたが、正しくは「伊達政宗」でした。完全な私の記入ミスです。

記事をご覧になった皆様に心からお詫び申し上げます。

大変失礼致しました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしいです 
20年前、仙台を離れる前に入場料払って観覧しました、瑞鳳殿。
でも、全然記憶にない 
復習させていただいてありがとう(=^0^=)
あの当時、伊達政宗だったような気がしますが
メロンパン
2012/10/11 13:17
メロンパンさん、こんばんわ。

大変申し訳ございませんでした。私の記入ミスでした。間違いに気付かず、そのまま公開してしまいました。
現在は正しい方に訂正しています。

伊達政宗の事ですが、私が初めて毎週欠かさず観た大河ドラマが「独眼竜政宗」だったので、政宗には特別な思いがあります。
なので、今回瑞鳳殿を訪れた事で伊達家の歴史を知る事が出来て良かったです。
電光石火の申し子
2012/10/11 19:17

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「第2回 平和について考える(前編)」

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